小田和正 2005「大好きな君に」 in大阪万博公園もみじ川芝生広場

8/20(土)16:00開演(15分くらい押しましたが)。
「MY HOME TOWN」ツアー以来、ほぼ十年ぶりに小田さんのコンサート行ってまいりましたので、
遅ればせながらご報告です。

以下セットリスト+感想など。

笑っちゃうくらいの快晴の中、
開演30分前に万博記念公園駅に着くと、
そこには「会場までは15分かかります」という立て看板を見て思わず冷や汗が。

お盆も過ぎたというのにじりじりと焦げそうなほどの日差しの中
なんとか文化公演の入り口までたどり着くと、
そこにはなんだか長蛇の列。
『入園料 大人250円』
…うそやろ?チケットで入れへんの?!
券売機もありましたがおとなしくレトロに手渡しで入園券購入。

ようやく入園。でもまだ先がある…

本当に会場に入ったのは15分はかかりました…。

それでもこの日はよく風も吹いたので結構気持ちもよかったりして。

私は「ピクニックエリア」という指定席の一番後ろの方のエリア席で、
後ろに大きく広がった芝生の辺りならどこでも座っていいよというアバウトな席。
前日から準備していたサンドイッチは家中の保冷材にプロテクトされてバッグの中。
ブルーシートを広げて旦那と二人分の場所を確保すると、
日傘なんて洒落たものがない私は普通の折りたたみ傘で日差しをしのぎつつ開演をまちました。

そんなアバウトな席の割には結構見晴らしもよく、モニターも見えて、
前の人が立たなければ時々ご本人が走っているのも見れました。

旦那は仕事が入って遅れるというので、
最初は私一人で悠々自適。
(まぁちょっと寂しかったりもするわけですが)

会場には音楽と蝉時雨と木々のざわめき、人の声。
ばたばたとパンフを買って落ち着くと、
しばらくしてモニターに小田さんとバンドメンバーがうつりました。
……コンサート開始です。


さて、まずセットリストなど。

真夏の恋
ラブストーリーは突然に
MC
夏の日
たそがれ
さよなら
MC
夏の思い出(観客と)
MC
夢で逢えたら
MC
Hotel California
MC
僕らの夏
MC
銀座カンカン娘
夏の終わり
MC
秋の気配
風のように歌が流れていた
たしかなこと

映像 ご当地紀行 〜万博公園編〜

RE
正義は勝つ
Yes No
キラキラ
Yes-Yes-Yes
明日
僕ら
言葉にできない

アンコール
そんなにブルーにならないで
またたく星に願いを
君住む街へ

大好きな君に

ダブルアンコール
ムーンライトセレナーデ(金管三重奏)
Yes No
キラキラ
そして今も
たしかなこと


では感想。

「真夏の恋」から始まったのはちょっと意外でした。
(すいません中居氏のドラマのテーマって書いてましたが間違いました…「最後の恋」は「伝えたいことがあるんだ」でした…とほほ)
「ラブストーリー〜」
この辺りで小田さんが一気にメジャーになってしまって戸惑った頃を思い出します。

「夏の日」〜「たそがれ」〜「さよなら」
このつながりはもっと涼しくなってから聞きたかったな〜。
空は次第に曇りつつあったんですが、
モニターに届く小田さんの後ろに広がる空はまだ薄く青くて、
それが夏の終わりの寂しさを感じさせてよく曲とあっていました。

「夏の思い出」
お客さんとみんなで歌いましょうということで、
モニター見ながら歌ってました。

MC 「夢で逢えたら
前日まで鈴木さんが来られる段取りだったそうなんですが、
体調崩されてキャンセルに。
一緒に歌うはずだったんですが残念ながら小田さんだけで歌っていました。
…それでも十分なんですけどね。

「Hotel California」〜「たしかなこと」
なんでしょうね。
特に夏の終わりから秋の気配への流れはグッときました。

小田さんの歌は自分の学生時代とリンクしていて、
聞いているとその歌が流れていた情景とか、
その歌に近い心情とかが勝手に想起されて涙腺がゆるみます。
「僕らの夏」もロボコンのテーマだったこともあって、
完全燃焼した夏のイメージが強いです。
呆然として聞いていると高校最後の夏休みが浮かんで切なくなってしまいました。

そういえばその時高校野球の結果が出ていたことを小田さんがご存じなくて、
客席に聞いていたんですよね。
あの時「とまこま〜い」と言っていた人はまさかあんなことになるとは思ってなかっただろうな…

映像 ご当地紀行 〜万博公園編〜
なんであの年になってもあんなにかわいいですかね。
言っていることはさりげなく毒があるんですが、かわいのですよ…。

前日の炎天下の中万博公園を歩いてロケをしてくれていて、
記念写真を撮ってもらっている映像が流れると、
客席から「いいな〜」と素直な声が出たのはおかしかったですね。

笑ったのは、
小田さんは「オブジェクト嫌い」ということで、
公園内にあるオブジェクトをご覧になってくださいという公園の人からの言葉に苦笑い。
「よさがわかる人はどうぞ」だそうです(*^。^*)

あと、ユニークな自転車に乗れる広場では、
ぽつねんと貸切で変な自転車に乗ってました。

「RE」〜「言葉にできない」
嫌いな歌はないんですが、
かなり好きな歌が並びました。
Yes Noのかわいらしさも好きだし、
YES-YES-YESの広がりも大好き。

アルバム曲はまだ思い出がないので深いところまではいかないんですが、
暮れ行く空をバックに歌う小田さんは一服の絵のようでした。

「キラキラ」もドラマのテーマですね。
堤さんと深津ちゃん好き〜の私はやっぱり全部見てました。
懐かしい。(最近再放送していたけど)

そして「言葉にできない」で涙腺が…
本当に言葉にできないから歌うんだよね、といつも思います、この歌聴くと。

アンコール
昔一度だけ行った小田さんのコンサが「MY HOME TOWN」だったので、
「だから〜」「またたく〜」の2曲はかなりうれしなつかしで良かったです。
ガンガン歌ってしまいました…

「君住む街へ」は友達を思い出します。
思えば本当にあの頃はバカでキザで純粋だったな〜みたいな。

ダブルアンコール
小田さんがサックス(だと思う)を持って登場。
ムーンライトセレナーデという曲名は後でようやく思い出しました(*^。^*)

ようやく日も落ちた公園は涼やかで、
セレナーデにぴったりな情景になっていました。
ライトアップされた中で歌う小田さんはきれいだと思いました。


花火などの派手な演出はありませんでしたが、
胸にしんと残るいいライブでした。
今度は冬に大阪に来るんですよね…
「まっ白」とか歌ってくれるのかなと思うと行きたくなる…
ブイコンとは被っていないけどお金が…
(でも行きたい)

以上グダグダですがレポでした(*^_^*)