「ホールドアップダウン」感想

というわけで感想です。
ネタバレありますので嫌〜な方はご覧になってからまたお越しの程。

先日の記事でもちょっと触れましたが、
映画はワーナーマイカルの初日に行ってきました。
旦那氏と軽く協議の上、
Ζガンダムもはしごが可能だったので、
前日会社帰りにチケットを買って帰りました。
その前日に10周年イベントに行っていたこともあって妙にテンションが高かった…。
そこまではりきらなくても十分見れたとは思うんですけどね(*^_^*)

でもまぁその甲斐あってどちらも快適な席で見れました。
朝一の回に行ったんですが、
既にショップに列ができていたのには驚いた。
茨木マイカルは少しショップスペースからはみ出して別にホールドアップダウンのグッズスペースが作られていました。
ミュージアムにもあったカバンの他に、
カバンと同じデザインのショッピングバック(A4くらい)
映画の中に出てきたサンタの人形、
キーリングなど。
私はとりあえずキーリングとパンフとピクトアップを購入。
それとミールコーナーでホールドアップダウンのドリンクボトルも購入。
(結構しっかりした作り。でもちょっと重い)

シングルに封入されていたクリアファイル特典は、
インフォメーションブースに引換券を持っていくとくれました。
このクリアファイルの写真は結構お気に入り。

さて、ようやくお尻も落ち着いて鑑賞開始。

総評は・・・おもしろかった。

とりあえず前回の「ハードラック」よりは、
ちゃんと映画尺だけあった分物足りなさはなかったですね。
メイキングの段階でサブキャストの豪華さはわかっていましたが、
森本レオ氏をあの扱い…
あれはかなり贅沢だった…。
(でも一番笑った)

基本的にブイのキャラは疾走している中、
脇がキャラはゆったりとしたテンポで合いの手を入れるという作り。
古田兄貴たちのボケ警官や、
バナナマンのテンポはかなり趣味。
伊武さんは…こ、怖かった…
(またほとんどバッググラウンドもなく意味なく存在しているところが特に)

さて本編ですが、
ストーリーはもちろんあってなきがごとしです。
理路整然としたものや、泣きネタ、納得したい人などには全くお勧めしません。
スカッとするかというのも保障できません。
本人たちも言っていますが「頭をからっぽにして楽しむ」映画です。
そういう意味ではおもしろい映画だと思います。

既存のSABU監督作品を見ている人には、
毒がほとんどないのでかなりあっさり感を持つかな。
疾走感はありますが。
暗喩らしきものも色々でては来ますが、
ほとんど処理していないので深読みも必要ないかと。
ストーリーとキャラが次々と転がっていく様を楽しむという感じでしょうか。

でもその転がっていくキャラはなかなか見事なものでした。
キャラ自体を掘り下げていたのは牧師、強盗コンビでしたが、
動きは刑事コンビとストリートミュージシャン(2号)ですね〜

シーンでお気に入りは、
強盗コンビは手錠をかけられてしまうシーンと、
最後の結婚式のシーン。
どちらも二人の心情が出ていてよかった。

刑事コンビはお約束のカーチェイスと、
坂本氏の拳銃さばき(*^。^*)
長野氏と六人の子どもたち(とくにあばら家想像)

森田氏はやっぱり火事場で「おちちゅいてぇぇ〜」でしょうか(*^。^*)

岡田氏は断然初っ端の轢かれるシーン。
あれはナイスインパクト!
(旦那はCMで見るたび笑っている)

マニア的にはやはり井ノ原氏と香椎ちゃんのテッチャントーク。
たまらないかわいさ…

さて、目玉のアクションシーンですが、
動きはかなり満足。
でも光量が…
シチュエーションありきだったのかもしれませんが、
私はもうちょっと明るいところでやって欲しかったな〜
見づらかった…。
最後のカタストロフィーとしては本当に満足なんですが。

しかし困ったのは鑑賞後の懸賞…
半券2枚でHUDの非売品プレスシート、グラス、ジャンパーのグッズが当たるというものなんですが、
とりあえず会場で即応募されたい方は
のりかセロテープと筆記用具を持参されることをお勧めします。
(郵送じゃないのだ…)

…つまり私にもう一度行けってことだな。
(いや、多分行くけど)