月刊ミュージカル

木曜の朝いつものようにぼんやりめざましTVを見ていたら、
いきなりトニセンがなんかお祝いされていた。
その時は少々動転して、結局トニセンが主役を演じた三作品がなにかのランキングで上位を獲得した、ということしか理解できなくて、
(もちろん録画は間に合わず)
会社から帰ってぼちぼちと検索していくとようやく月刊ミュージカルの年間ランキングだったとわかったわけです。


翌日(つまり今日ですが)は節分で、元々梅田に恵方巻を買いに行くつもりにしていたので、
じゃあ一緒に買ってくるべと置いている店を確認して早速買ってきました。
(いわゆる業界紙のようなものなので、普通の本屋には置いてない)
それでそのまま家に帰っていればいいものを、
せっかくだからと友達と会ってミスドでカフェオレを四杯も飲んで帰ってきてしまい、
旦那と無言で南南東に向かって巻物を食べた後、
ようやく雑誌の内容を読み始めました。


報道では、
プロデューサーズ」1位
「THE BOY FROM OZ」3位
NEVER GONNA DANCE」5位
という情報だけだったように思いますが、
実際読んでみるといろんなことがわかってよかったですね。
(A4中綴じで820円という事実にクラクラしましたが)

まず、このランキングは昨年度の日本国内で上映された新作ミュージカルを、主に評論関係者と新聞関係者13人による点取り形式での評価型ランキングで集計した結果だということ。
(つまり四季などの再演作品は含まれていないわけです)
審査員一人の最高点は10点で、後は任意に順位とポイントを下げてつけていくという形。
その中で「プロデューサーズ」は2位と30ポイント程差をつけての堂々の1位でした。
しかも10点をつけている人が多い。


それから実は作品ランキングの他に、特別賞、主演男優・主演女優のランキングもあって、
主演男優では
坂本昌行 5位、
井ノ原快彦 9位(岡さんが同点9位)
だったんですよ!


なんだかファンだというのに驚いてしまって、
以後のコメントを舐めるように読んでしまいました。
随分坂本氏にキツいというイメージだった月刊ミュージカルだったので、
その後のコメントで彼の成長ぶりを評価するものが多いことにだんだん胸が詰まってきまして、
ちょっと涙ぐんで読んでいたら旦那にいぶかしげな顔で見られてしまいました…。
(すまん、年をとると涙腺が…)


ちなみに昨年はさきほどの3作品にMAの「FAME」を加えて4三作品をJ事務所が企画したわけですが、
そのこと自体と彼らをミュージカル俳優に育てたことに対して、
審査員の何人かの方は特別賞の候補に事務所を挙げてらっしゃいました。


本人たちが一番嬉しいのは当然として、
なんだか報われたんだなぁ、よかったなぁとつくづく思う一ファンもいるよということで。
あらためて言っておきます。
本当におめでとう。