ROOTS66 〜DON'T TRUST OVER 40〜

このブログだけを見ていると、
普段延々とジャニ曲ばかりを聴いているように思われそうですが、
実際はそうでもなく、そこそこ色々と聞いていたりします。
あまり好き嫌いなく聞きますが、優先順位がメロディ→歌詞→楽曲なので、
何か作業しているときはインストやサントラ系。
(最近はホテルビーナスフードファイト攻殻機動隊…)
じっくり聞くときは歌詞重視だったりします。


と、そんな私も去年は完全にSMAPとV6に予定を明け渡していたので、
いわゆる普通のライブにほとんど行けず。
そこらへんの鬱屈が溜まってきたのか、
イープラスから「ROOTS66の当日券ありまっせ〜」とメールが来たのをいいことに、
気がついたらワンクリクックやっちゃってました(^_^.)
以下はその模様。興味のある方だけどうぞ〜

まぁ、当日券だし、大阪城ホールだし、アーティストも結構な人がくるし、
あまり席は期待せずに行こうと引き取ってみたら、なんとアリーナ!


えええええ〜!


…ちょっと焦りました。だめだよ〜今こんなところで運使っちゃ〜
などと思いつつも、棚ボタ的な現象に頬が緩むのも止められず。


ちなみにこのイベントどんなものかといいますと、
今年40歳を迎える1966年の丙午年に生まれたアーティストが集まって、
大人の学園祭でもやっちまおうぜというものです。


さてさて、オープニングは出演者の代表曲と映像を順番に流しての開幕。


まずはジェット機の宮田和弥氏(ジュンスカの人ですね)が丙午のテーマを。
(タイトル言ってないのでわからない…)
初っ端からお客さんと「ひ・ひ・ひ・ひ・ひ・ひ・ひ・ひ・ひのえうま〜!」とコールです。
飛ばすな〜と思いつつそのまま2曲を走りぬき、
次に出てきたのは斉藤和義氏。


あれ?ギターじゃないの?と思って見ていたらキーボードにちょこんと座って
「きみの顔が好きだ」を歌い始めました。
かわいいなぁとのっていたらあっという間に終わり。
あれ?もう一曲歌わないの?と思っていたら、
いきなりSPARKS GOGOの八熊慎一氏と下ネタ会話に入ってしまい、
そのまま南佳孝氏の「スローなブギにしてくれ」を熱唱。
あ、そういうイベントなんだとようやくわかり始めたりして。
(つまりその時代の懐メロ)
八熊慎一も「おまえがパラダイス」を歌ってくれました。ふふふ。


阿部義晴氏は「人生は上々だ」(ドラマじゃないですよ)!
ユニコーンの人だったりするわけですが、10年ぶりに歌うという言葉に思わず苦笑い。
でも10年ぶりにしてはガンガンで楽しかった…。
ギター壊しちゃうし。
(しかしなぜか時々旦那がカラオケで歌うからあまり懐かしいという気がしない)


ここで「前半戦終了〜」とのお言葉。
ふい〜でもなんだかあっさりめ?などと思っていると、
私の横(アリーナの入り口側ブロック端の角)から
センターステージに向かって係員が黙々と柵を作り出しまして。
え〜まさかな〜と入り口を見ていたら、
スガシカオ氏とORIGINAL LOVEの田島貴男氏が出てきた…。
ギャと心の中で叫んで硬直したままステージまでをお見送り。
あ〜びっくりした。こんな間近で見たことないよ…。
有り得ない、当日券。


と、私の同様をよそにお二人はセンターステージの上へ。
どちらもギター抱えてるよ、何やるんだろうとわくわくしていると、
イントロでいきなり膝に来ました。
うわ…「黄金の月」だ…。
一番をシカオ氏、二番を田島氏という形でセッション。
うわ〜珍しいものを聞いているぞ〜という思いと、
相当好きな曲なのでちょっと涙腺にキたりもし。
これは本当によかった・・・。


でもこれが終わるとすぐに二人はまた引っ込んでしまい、
次にステージに上がったのはシカオ氏だけ。
「こんなところでお話しすることでないのですが…僕はエスかエムかと言われるとエスの方で…」と語り始め。
そこに聞きなれたイントロが流れてきたので、ふふふとほくそえみ。
「イジメテミタイ」でありました。


SOUL FLOWER UNION中川敬さんは
「松葉杖の男」というメッセージの強い歌を披露。
初めて聞いたんですが、結構好きかも。


田島さんはまたこの後シカオ氏と再登場。
「接吻」をセッション。この曲やっぱり好きだなぁ。
その後田島さんはソロで先日カバーした「恋の片道切符」を。
なんだかプロモとおんなじ動きで歌うので別の意味でも感心してしまった。


最後はトータス松本氏。
先日出たばかりの「サムライソウル」をギター一本で歌ってくれました。
この日一番じんときた曲。
本当にちょっと泣けてきて、自分に言われているわけではないとわかっているのに、
自分に言われているみたいに胸にこたえました。
その後は対照的に「バンザイ!」
もう、ノリノリですよ!
「サムライソウル」の後だからかいっそうかわいく感じて、
イベント的にも一番盛り上がったように思いました。


いいテンションになったところで、ものすご〜く良く知った曲のイントロが流れ、
私も旦那も大興奮。
ゴダイゴの「銀河鉄道999」ですよ!
トータスさんが一旦サビまで歌ってから、
「The Galaxy express 999 will take you〜」を歌いながら出演者が一人一人出てくるという趣向でのフィナーレ。
(ここでシカオ氏がヘタッピで笑った)
ちなみにこの日のMCとして出てきたのがパパイヤ鈴木氏。
…ナイスでした。


盛り上がりを維持したまま、更に懐メロは続き。
トリは「勝手にシンドバッド」。(でもこれを聞くと草なぎ剛のソロを思い出す…)
大声で「今何時!」とやってきました。


最後は「今日の日はさようなら」
おお、卒業式!
でもこのメンバーでこの曲はなかなか…。
いいラストでした。


で、これじゃいくらなんでも短いよ〜ということで、
アンコールはもちろん有り。


コールの後にパパイヤ氏が出てきてお茶目なトークを披露すると、
みんなどこかで見たような白い帽子をかぶっての登場。
また似合う人と似合わない人がいていい感じ。
「ね、これはもうジュリーだよね」 と旦那と笑っていると、
やっぱりあのイントロ。
勝手にしやがれ」でした(*^。^*)
一番を歌っては歌った人が帽子を投げ。
二番を歌っては歌った人が帽子を投げ。
実に楽しそうでした。
(そうそう、小さいころマネして帽子投げたよ)
お客さんも楽しげに「あああ〜あああ〜」ってやってましたしね。


個人的にはもうちょっと長くやってくれてもいいのにな〜という感じ。
でも実は月末には「ナニワサリバンショー」もとってあったりして。
(これは逆に4時間超えという記録有り)
ナニサリは今のところ皆勤賞なのです。ふふふ。


この後、大阪城でライブがあった後大抵行く焼き鳥屋で一杯飲んで帰宅。
しかし、この帰宅がネックで…。
この日大阪でも雪がちらつく寒さだったんですが、
無謀にも40分近くかかるというのに自転車で乗りつけ…
死に物狂いで極寒の中疾走して帰りましたが、
か、体が…。


私的にはちょっと反省の必要なラストでした(^_^.)