「チャイ工房」/大正区

先日最近お気に入りでいきつけになりつつある「上海」という中華料理屋さんで、
「大正浪漫マップ」というものを手に入れました。
個性的なお店を集めて紹介したもので、いくつも目を引いたんですが、
「上海」からそのまま自転車で行けるな、ということで、
その中の一つ、「チャイ工房」へ行ってきました。



名前の通り本格的なチャイを入れてくれるお店なんですが、
相当趣味のお店。


まず、普通の住宅地の中にぽつんとあるんですよね。
ただ、お店の前までくると、これがまた個性的なにゃんこの絵の看板がお出迎えしてくれるので、入るのに躊躇はしませんでしたが。


木のドアをごつりと開けると、中は更に個性的な内装。
目の前の通路は竹をあしらってライティングしてあって、竹林風。
席は座敷が3分の2、残りが叩きといった風で、座敷はローテーブルが基本。
照明は手作りのシェードを使った間接照明と裸電球で、なんともレトロで暖かな感じ。
席に着くと、お店の人がこれまたレトロな扇風機を回してくれました。
かたかたという音がなんだか和んだり。


ところでお茶はチャイだけかと思ったらそんなことはなく、
緑茶、ウーロン茶、紅茶と幅広くコアなものが、手軽な価格で並んでいてびっくり。
ちょっとくらくらしてかなり迷いましたが、「東方美人」のアイスをオーダー。
…おいしゅうございました。
と、これは先週のお話。


場所の割にはラストオーダー21時と遅めなのも嬉しくて、
実は昨日また行って来てしまいました。
前回はお茶だけだったので、今日はチャイとカレー。
旦那はきのことチーズ、私はキーマをオーダー。
奈良の大学時代によく通った「あしゅ〜ら」のカレーに近い感じの玄米ベシタブルカレーで、
完全に気に入ってしまいました。


少々場所が分かり辛いので尚のこと隠れ家的なお店ですが、
裸電球の下、ゆっくりと読書をる人の姿などもあって、
私もそのうち一人で書き物でもしにこようかなと思いました。