往くもの、来るもの

今日は大阪の食にちなんだ、対照的な二つのニュースがありました。
一つは大阪府庁本館食堂に、
先日のスマスマビストロで出された「大阪定食」が、
一日限定50食700円で実現したこと。
iza:イザ!
SMAPファンの大阪市民としては行くべきだと思うんですが、
しばらくは混むんだろうなぁなんて思ったりして。
いや、府庁自体華麗なる一族やHEROのロケで使われたりしている大正時代の歴史的建築物で、
建築物フェチとしてもじっくり拝見したいので、あんまり人がわらわらいたら残念だなぁと。
実際フェアの様子が流れていましたが人が…。
ちょっとほとぼり冷めた頃にチャレンジしていきたいと思います。


もう一つは道頓堀の「くいだおれ」が閉店することになったこと。
大阪名物くいだおれ
実は私店内にちゃんと入ったことがない…。
もちろんくいだおれ人形は何度となく見てますけどね。
う〜ん、三ヶ月間はフェア中のようなので、これはこの期間に一度は行っておこうと思います。


一方は新しい大阪の食文化を広めようとする動き、
一方は古き良き食文化がそのつとめを終えようとする動き。
いっそ府か民間のイベント企業が買い取ってテーマパーク化したらどうかと思ったりもしますが、
サミーやナムコのフードパークが軒を連ねている道頓堀自体がくいだおれの寿命を早めたことを考えると、
テーマパークというよりは少し場所を移して資料館の方が良いのかも。
法善寺の方には浮世絵資料館があるので、
あんな感じで少し路地奥に入ったところでひっそりと。
それはそれで寂しいかもしれないけれど、くいだおれ人形があっさり処分されるようなことだけはないといいなと思うのです。