置き引きに遭う

え〜とうとう師走となりました。
一月放置のブログ久々の更新です。
この間にジェイルブレイカーズもオズも観覧済みですが、
その前にあった椿事を自戒を込めて書いておかねば…ということでこのタイトル。
mixiの方では既に愚痴をこぼした後ですが、
(その説はみなさん励ましありがとうでした)
こちらではあくまで読み物として書いていきたいと思います。


では以後長くなりますんで、お暇な方だけどうぞ〜


件の被害にあったのは11月の頭。
実は9月の頭、V6の大阪公演の当日に、
近年の自分の中でもかなり上位の危機的状況に陥って、
その後処理なども延々とあり、
ちょっと浮上してはしょぼしょぼと落ち込むという日々を暮らしていたわけですが、
ようやく11月の頭にそちらが解決して、その日はプチ祝い気分で飲みに行くことにしたわけです。


ところで私の持っていた(過去形ですな)財布についてちょっと説明しておかないといけません。
MKとANAのコラボで機内販売オンリーというある意味レアもので、
白の合皮に水色のマチ。
とくかくたくさん入るカワイイヤツでした。
ポケットもたくさんあり、ストラップもついていてミにポシェット風に持ち歩けるので、
お金だけでなく種々のカードやら、チケットやらも入ってパンパンでした。


そんな財布ということもあって、当日その財布だけ持って近所の居酒屋に旦那と自転車で乗り付けたんですね。
そらもう意気揚々と。
さて、ご機嫌に飲んで食べて、そろそろDASHの時間だからかえらねぇとなんて言って財布を探したらないわけです。
…まて。そういや私自転車のかごから持ってきたか?


ギャボ!!
(Cのだめ)


慌てて店を出て自転車を見ても時既に相当遅し。
…まぁ・・・ないわな。


その後おろおろと近くのゴミ箱なども見てみましたがやはり見つからず。
とりあえず旦那のポケットマネーで居酒屋の支払いをクリアすると、
脱兎のごとく家に帰って銀行とクレジット会社に「とめて〜!」と電話しまくりです。


幸い連絡した時点での不正使用はなかったのでこれは一安心。
しかし銀行カードだけでも4枚、クレジットも4枚入ってましたからね…。
この連絡だけでかなり消耗。
でもお次は警察にお届けせねば。


今度はとぼとぼと自転車で交番に行きました。
珍しく交番にはベテランと若手と二人とも御揃いで、
「財布の盗難に遭いました…」と夫婦揃って申告すると、
いそいそ事情聴取に入ってくれました。


まず若手君がごそごそと交番の奥に入っていくと、
一台のノートパソコンを持って出てきました。
おお、警察もデジタル化ですか〜と思ってみていたら、
若手君、マウスがうまく動かずいきなりぷちっととってしまいました。
ま、まぁでも上手にタッチパッドで操作していたから毎度のことなんでしょう。
被害状況をぼちぼち話していくと、若手君がぽちぽちと入力していきます。
さて、いざ入っていた内容について問われて、キャッシュカード…と言い出すと、
いきなり「口座番号は」と聞かれて狼狽です。
ええ、そんなことまで書くんですか?こ、個人情報大丈夫?
こっちのそんな心の狼狽ぶりが察せられたのか、若手君曰く、
「不審な人が使っても届けが出ていないと捕まえられないから」とのこと。
まぁ、そうか。銀行やクレジット会社からは止めるだけだもんな。
だがもちろん暗記してないし、そもそもカード自体がないわけで。
すると旦那氏すっくと立って「家帰って明細とかとってくる」
私、深々と頭を下げて「たのんます」
そして聴取再開。
そこでようやく私は今回一番の被害に気がつくわけです。


ぬぁ。オズのチケット入っとったやんか〜!!onz


「あ、あの、舞台…えっとミュージカルのチケットが一枚」
「一枚ですか?」
(だって旦那は嫌っていうんだもん)
「一枚です」
「タイトルは」
「えっと、THE BOY FROM OZです」
「え、ぼーい…」
「あ、書きます」
この若手君どういう内容の舞台か知ったら驚くんだろうなとか思いつつカキカキ。


そうこうしているうちに旦那到着。
持ってきてもらった書類を見ながらカードの口座を書き出していきました。
その間ベテランさんは見てるだけでしたね。
まぁ、探しに行ったりはしてくれないんでしょうね、もちろん。


なんとか全部打ち終わった若手君。
さ、これで終りね、と思ったら、またごそごそと奥へ行きますよ。
おやなにやらなが〜いケーブルみたいなもの持ってますが。
お、プリンタ。一応レーザーかな?
ってまって、もしかしてプリントするのか?
びっくりしてちらっとノートパソコンの画面を見たら、
どう見てもワードのテンプレート画面。
しかも無駄にフォーム処理されちゃって字が5ポイントくらいに縮小されちゃってる行とかあって…もう。
…私が自分で打った方が絶対早かったな…。


唖然としている夫婦の前でようやくプリンタケーブルをつなげた若手君が印刷実行。
……………。
………。
「…すいません、遅いんですよこれ」
でしょうね、ペンティアムの横のギリシャ数字「2」ですし。
なんと中途半端なデジタル化…。
フォームでネット送信くらいに整備せぇや!


案の定正式に届けが受理されて届けの番号が発行されるのは約一週間後だそうですよ。
あ〜受理されてからじゃなきゃチケットの話はできんやろな〜
とつらつら思いつつ、その日はようやく終了。
もうぐったりでした。




さて、ここで終わればまだよかったんですが、
この後また新たな闘いが待っていました。


ま、財布は結局いまだに出てきませんので、
新しい財布もあきらめて買い、失われたカード類も着々と戻ってきてますが、
そんな傷心の私に更に打撃をくれたのは某事務所です。
あ〜はい、Jさんですね。


とりあえず盗難届けの受理番号が出たので、
少し進化したジャニウェブの会員専用のメールフォームから連絡しました。
そしたらいきなり次の日携帯に電話かかってきましたよ。
どこの番号だかもわからない番号だったので出ないでいたら、
三度目でようやく留守電を残してくれたので事務所からとわかり電話をとりました。


こちらの状況と、受理番号などを伝えると、
とりあえず「特別措置」(この後何度もこの言葉が出る)をするので以下のようにしてくれといわれました。
「当日開演五分の前になってもお席が空席なら、会員証と顔のわかる身分証明書とチケット振込み時の領収書を確認し、チケット代金を頂いて」
え?今なんていいました?
「あの、ちょっと待ってください、なんでチケット代がいるんですか?」
「チケットが出てきましたらお返しします」
「いえ、でも一度払っているのにチケットがないともう一回12000円払わないといけないんですか?」
「特別措置ですから」
…意味が分からん。
「あの、じゃあ当日誰かか座ってたらどうなるんですか」
「その座られた方とご相談していただいて座ってください」
そんなことしてたら芝居始まりますがな!
オープニング終わって一階のあんな席(一桁列目だったんですよ!つていうか列だけは覚えていたのね…)に座りに行ったら客いじり率80%じゃないですか!
そして言うんですか、ピーターに。
「チケット盗まれて、盗んだチケット持って来た人と話し合いしてました」って!
…ありえない。っていうか一回しか見れないのにオープニング見れないなんて意味ないよ…。


その後なぜチケット代が必要なのか何度も聞くが「特別措置ですから」と繰り返すだけで、
有効回答はなく。
仕方ないので、警察に席を報告したいので席を教えてくださいというと、
「警察から要請がありましたら」
って…その要請してもらうのに聞いてるんですけど…。
あまりに話にならないので「とりあえず劇場に聞きます」というと、
いきになり慌てだして「それはやめてください」と命令口調。
「いや、だってこちらでは教えていただけないんですからしょうがないでしょ」
「絶対やめてください」
いやいや、話がつながってないよ、おねーさん…。



結局そのまま電話切りました。
(っていうかその電話代も0570でこちら持ち…onz)
とにかく今回の件で悟りました。
この事務所に常識は通用しないのだと…。
(いや、どうしてここまで本人確認させておいてもチケット代を二重払いしないといけないか、きちんとした説明がもらえればよかっただけなんですが)
二年連続でスマコン落選の上にこの仕打ち。
たまりません…。


このやりとりでかなり脱力して、mixiに愚痴を書き、
お友達に励ましてもらっていましたが、
一週間くらいはもう行くのをあきらめモードでした。
(というかタイトル見ただけで思い出して…)


でも寸前であきらめきれず、なんとか心ある方から譲っていただき、
盗まれたチケットの回と同じ回を観ることができました。




…該当の列に空席があったかって?





見てませんよ。誰か座ってたら暴力沙汰です(^_^.)



以上椿事顛末でございました。
ここまでのお付き合いありがとうございました〜
は〜すっきりした!